NHKのドキュメンタリー 2009/07/20__05:06

切タイマーにして、エアコンかけて寝たら、エアコン切れたら目が覚めた・・・。
で、PCつけて、ＹｏｕTube見てたら、こんなの発見しました。

全日空羽田沖墜落事故の事故原因調査をテーマとしたNHKのドキュメンタリーです。
下記リンク先によれば、柳田邦男さんがNHK社会部に在籍時に製作にかかわった
ようですね。

柳田さんは、本多勝一さんとならんで、高名なジャーナリストですが、実は著書は
読んだことないんので、すごいかどうか分からなかったんですけど、この番組と
リンク先情報からすると、かんなりすごそうですね。著書も読み応えありそう。

謎の一瞬１

謎の一瞬２

謎の一瞬３

謎の一瞬４

謎の一瞬５

事故の詳細等は、こちら。（事故後の話も、少し載ってます。）

なんか昔のNHKって、こんな番組作ってたんだ。かっこいい、と素朴に思って
しまいました。最近だと、NHKはヒーローもの（「プロジェクトX」にしろ、
「プロフェッショナル」にしろ）が多くて、その上、視聴者に講釈たれてる感じとか、
啓発しようとしてる感じとかするんで引いちゃうんですよね。

「目指すべき道は、こっちだ！われわれNHKにお前らは、したがってれば
良いんだ。」的なノリ。この前、夕飯時にやってた、若年失業者や少子化問題の
特集もそんな感じでした。

それを考えると、このドキュメンタリーは、少々、番組だけの情報じゃ、分かりにくい
部分はありますが、事故調査の中で、なにがあったんやろ？って調べてみたい
気持ちにさせる面白い番組ですよね。

特に、事故原因の断定プロセスでの、調査委員の対立の部分なんかｵﾓｼﾛｲ。
まぁ、番組として許可が降りる範囲で作ったんだと思いますが、さすがに調査委員が
はずされたとか、メーカー側の調査報告がどうで、調査委員会の一部が、通産の
手先だ見たいな話にはなってませんが・・・。（とはいえ、通産省は日本の戦後経済
復興のヒーローなので、そういう意味から、彼らの意図にも合理性があったんだと
思います。）

他にも、直接関係ないですが、NHKは公共放送なんだから、昔作った番組を
HPにでもうｐしたら、いいのにって、思いました。どうせ、放送時間限られてて、
以前製作したすべての番組を放送することなんて不可能ですし、その一方で
NHKの番組制作予算は、民放とはケタが違うんだから、DVDにして販売する
なんていう、ケチなことしないで、ネット配信すればいいんですよね。法律上、
受信料を、受信機保有者からすべてまきあげてるぐらいだから。

公共放送とか言って、民放と同じような番組制作してるぐらいなんだったら、
せめて、料金徴収以外の部分で、公共のために役立ってほしいですね。

今、NHKで面白い番組ってあるんですかね？