日本Seagate社のサポセン in ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ 2009/06/30__06:19

昨日、またSeagateのサポセンに電話してみました。 今回は、やっとつながりました。

で、会話内容は、とりあえずデータ復旧サービスを無償で受けさせろという内容。
結果は、「日本の顧客に対しては、そんな対応やってません。」とのこと。

不思議に思って、アメリカでは、データ復旧サービスは無償で提供しているという
ニュース記事がでていること、アメリカと日本では対応が違うのか、アメリカの
Seagate Technology社に直接問い合わせた場合、無償でのデータ復旧サービスを
利用できるのかという点について聞きました。

結局のところ、アメリカのSeagate Technology社が、そのような対応を行っているか
どうかは、知らない。アジア・太平洋地区では、そのような対応は行わないことに
なっている。もし、アメリカのSeagate Technology社に問い合わせても、アメリカの
サポセンは、アメリカ在住で、かつ、商品をアメリカでの代理店より購入した人を
対象としているため、アジア・太平洋地区のサポセンへと転送されるだろうとのこと、
という回答を得ました。

で、いろいろ質問してみたんですが、同等クラス以上の製品との交換しかやってません
ということでした。 最終的に、一番聞きたかったアメリカの顧客と日本の顧客に対する
対応の違いの 理由については、サポセンではそれが分かる人はいない、
また日本シーゲート社 にそのような理由を説明する担当部署がないという説明でした。

要は、「きみたちに説明しなければならない理由は、無い！」ってことでしょうか？
超意訳になってるかもしれません。

実際、同じ不良品を掴まされて、顧客によって対応を変える企業って、ぜんぜん
信用 できないので、もう２度と購入しないと思います。

論理的には、そういう意味も含めて、今回の不具合製品を購入した顧客は、彼らに とって、
顧客じゃないという意味なんですかね。（ウィットに富んだ企業ですね）

まぁ、実際PCパーツを扱う企業など、それほど多いわけでもないですし、法人顧客の 方が
圧倒的に売上げに寄与しているでしょうから、個人の顧客など、どうでもいい のかもしれません。

アメリカでは、ある弁護士LLPが１月ごろに集団訴訟をしようという動きがあった そうですから、
それに対応したということなんでしょうね。 ちなみに、ソースが確認できませんでしたが、
Seagate Technology社の子会社に、データ復旧サービスを提供する会社が存在したため、
マッチポンプではないのか という疑惑があることも影響したのではないでしょうか。

日本でも、２ちゃんでそのようなレスがいくつかありますが、実際の動きには 至っていないので、
対応していないということでしょうか（推測ですが）。

実際のところ、アメリカでのデータ復旧サービスの無償提供が開始されて以来、 Seagate製HDD
の不具合に関連する記事は、ほぼ皆無であり、Wikiなどを利用した まとめページでしか情報を
集めることができず、また同社HPでも日本語情報は、 かなり少なく、また操作性があまり良い
とはいえないため、上述の件に関して、 十分に確認できないというのが、現状です。

公式的なものでは、不具合品に該当するものであれば、交換で対応することが、 日本の顧客
への対応となっていますので、リコール情報を扱うサイト（リコールナビ）で、リコール情報として
載っています。

さて、どうしたものか。。。。。

ちなみに、返金対応は、小売店ならありえますが、 日本Seagate社では行っていないとのこと。
不具合を公式に認めた後に提供されたファームがバグっていたというウワサもあるので、
さすがに、Seagate製のHDDを 交換してもらっても、不安で使う気になれないんですがね・・・。